革や木に簡単に名前を入れる方法があります。 文字スロットにアルファベットを入れることで一度の加工で名前やメッセージを入れることができるようになります。 ポンチなどの刻印道具で1文字ずつ加工する場合では、仕上がりが不安定で型の入り具合や列を揃えることが難しい。 名入れ用の真鍮文字アルファベットセットを文字スロットにセットするやり方についてのご説明になります。
文字のセット方法を動画で見る
真鍮製の文字スロットは、焼印本舗の真鍮文字アルファベットセット内容に含まれています。 当店の加工道具すべてで使えるような仕様になっています。 ホットスタンプ・半田ごて・直火用持ち手棒・打刻棒にセットしている写真でご紹介しています。
文字のセット方法の手順
文字スロット(真鍮製)の構成
文字スロットの部品はアルミ製のハンドル、真鍮製文字スロット(幅130mm)、ストッパー2つで構成されています。 真鍮製文字スロット:文字を入れる受け皿 アルミ製のハンドル:文字の入れ替えをする時の取り外しできるハンドル ストッパー:文字の左右にセットし文字を固定する役割。
文字スロット(真鍮製)に文字をセットする方法
文字スロット(真鍮製)に入れたい文字を並べてセットする手順
- 文字を選ぶ 例として大文字のHELLOを選びました。
- 文字スロットに付いているストッパーを付属のレンチで緩めて外します。※
- ストッパーの間に文字をセットします。
- 文字スロットのセンターになるようにストッパーで固定します。
- 加工道具にセットします。
※2 ストッパーの片方は付けたままでも文字の並び替えができます。センター合わせの時にはレンチで少しゆるめる程度でOK! ※3 名入れ加工などで使う、文字を入れる順番は真鍮文字アルファベットが反転しているので配置は逆からの並び順となります。 HELLO → OLLEH
ホットスタンプにセット
※5 ホットスタンプTW350へのセットする場合 ホットスタンプ本体にスライドさせるだけでセットは完了。
ホットスタンプでの加工では、温度調整ができるため、箔押しや焼き目をいれない型押し加工もできます。 最大温度は350度まで上がるので焼印加工もOK。 名前を入れ替える作業の時にアルミ製のハンドルを使い素早い入れ替えができる。 二回目以降の入れ替えでは加工の種類により真鍮文字スロットや文字も素手では持つことができないぐらいの温度になっています。
半田ごてにセット
家庭用ノコンセントで使える電気式の焼印ができる半田ごてにセット。 通電している間は持続的に焼印ができる。
直火用持ち手棒にセット
直接の火であぶる直火式の焼印用の持ち手棒にセット。 木や食品への焼印加工ができます。
打刻棒にセット
タンニン革などに打刻でイニシャルや名前を刻印することができる打刻棒にセット。
↓こちらの記事も合わせてどうぞ↓