【試し押し】電気・直火・ホットスタンプ 3つの焼印でワッフルに!
今日の試し押しは、ストロープワッフルというお菓子への焼印です。オランダ発祥のお菓子だそうです。中にはシロップが入っています。美味しそう・・・でも、食べることは許されていないので、早速試し押しをさせていただきます。
ワッフル焼き器の特徴的な編み目が入っておりますので、段差があります。焼印加工の際にはこの段差をクリアーするのがポイントになりそうです。
電気式と直火式、温度調整ができるホットスタンプの3つの違うアプローチで焼印を試していきます。
まずは、電気式から!コンセントに差し込み、10分程度で焼き目をいれることができます。ただし、温度調整機能がないため、押しつけ時間を調整するぐらいしか加減ができません。
上の写真が電気式焼印での仕上がりです。温度が高すぎるようです。もちろん、ワッフルの段差の低い部分まで素材を壊さないように押し込むので、焼き目が入りすぎてしまいます・・・
つぎに、直火式の焼印を!
電気式焼印で温度が高すぎたので、直火式での仕上がりもなんとなく予想できるのですが、段差をクリアーする為に、より高温で短時間の押しつけができるのも直火式の特徴なのでためしてみます!
上の写真の、上段が電気式で、下段が直火式です。同じく焼き目が濃く入りすぎてしまっております。ここまで黒いと苦みも強くでてしまいます。
さいごに、ホットスタンプTW350を使った焼印です。電気式・直火式と違うのが温度を調整できること。
設定温度を250℃にあわせ、加工をしていきます。焼印をセットすれば垂直に下りてくるので位置決めも簡単です。
きつね色の焼き目が入りました。温度設定をしていても、あまり長い時間押し付けてしまうと表面が焦げてはがれやすくなります。少しの慣れは必要かと思いますが温度を調整しているので加工は電気や直火式よりもやりやすくなります。
お菓子への焼印の場合、特に砂糖などを含んでいる素材はとても焦げやすくなります。今回の素材のストロープワッフルは、やわらかさもあるため、壊れてしまうことはなかったのですが、クッキーや最中などの脆い素材は押しつけの際に割れてしまったりすることもあります。
道具:電気式焼印 100W半田ゴテ 真鍮製焼印
温度帯:550℃~
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道具:直火式焼印 直火用持ち手棒ストレート型 鉄製焼印
温度帯:あたため時間により変わります。
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道具:ホットスタンプTW350
焼印、設定温度350℃