立体成型レザークラフト

IMG_0705.jpg 新しい仕事用の携帯電話のケースを作ってみました。 これは、革を立体成型する作り方でとても色々な形に応用出来ます。そもそも革は水を含ませると柔らかくなり伸びて、乾くと硬くなり若干縮む性質があります。その性質を利用して、立体成型が可能になるのです。昔から、色々な物に利用されていて、例えば ナイフケースとか工具ケース、それにカメラケース。 特に、出し入れが多く形状が複雑、それに持ち運びが多いもの。特に軍用の物に多かったようです。 僕も小さいときから革のカメラケースには非常に興味があったのを覚えています。とても不思議で何故こんな形に作れるのか長い間の疑問でした。簡単に紹介すると、まずこの立体成型に向いている革の選択。それはもちろんヌメ革です。 厚過ぎず、薄過ぎず……で ちょっと固めのヌメ革。厚さは約2mm前後が適当と思います。その革を水に浸け、よく水を含ませたら余分な水分は切っておく。 次に、型取りをする物(今回は携帯電話)をラップで包む。*特に今回の様な携帯電話等は水に弱いので特にラップして下さい。そして、適当な大きさの板の上に置き上に水を含ませた先ほどの革を置きます。その時に、型取りする物の下に型取りする物と同じ大きさの物例えば約2mm程度の革等を敷いて下さい。これは、革が乾燥した時に縮むのでその目安です。 次に、先の若干丸みのある尖った物で(例えばボーペン等)僕は専用の道具を作っています。で、押さえて型を付けていきます。その時に、ステップラー(ホッチキス)等で革を板に止めていきます。 全て型をし出来たら後は自然乾燥です。完璧に乾いたら、裏の部分と縫い付けて出来上がりです。 詳しくは、クラフト教室にて伝授致します。よろしく。覚えればとても簡単なので、色々な物に挑戦してみて下さい。メッチャ楽しいですよ!嘘の様にプロっぽい仕事ができます!!

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著者 焼印本舗 店長 岡留

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