『半田ゴテタイプと直火用 焼印タイプだと、安定して焼印出来るのは、どちらですか?』 焼印加工には、主なやり方として電気式と直火式での加熱方法の種類があります。
安定した仕上がりという点では、電気式焼印になります! 焼印の仕上がりがうまくいかない主な原因は、これ! 温度です。 素材にはそれぞれ燃焼温度が決まっていますが、焼き目を入れるという現象は素材の燃焼温度の一歩手前の温度で焦がすこと。
きれいに安定して焦がすっていうのも、少し変な感じがしますが・・・ コンセントに差し込み予熱が完了すれば加工ができる手軽さも人気の電気式焼印、 最大温度は半田ゴテの容量(ワット数)により違いはありますが500度前後まで上がります。 焼印のサイズにあわせた半田ゴテをセットにしているので、無理なく加工ができます。
温度の調整機能自体が無い半田ゴテでの焼印でも、押しつける時間を短くしたりする事で焼き目をコントロールできるようになります。
合皮の手帳への半田ゴテを使った加工の写真です。 本来合皮の型押しの適温は高くても160度前後。そのまま電気式焼印で加工すると溶けてしまいます。
そこで、パワーコントローラーなどと呼ばれる電圧調整機を使って大まかな温度の調整をする事でデリケートな合皮の素材にも、より安定した加工ができるようになります。 パワーコントローラーを使った合皮の加工のやり方についてはコチラ↓↓↓
手帳への素押しをコストをかけずに自作加工してみる 合皮の手帳に自社のロゴを。
直火式焼印では、直接焼印を火で炙るので温度のコントロールに難があります。(焦げすぎてしまったり、温度が低すぎたり・・・) もちろん、焼印をする素材によっては直火式の方が適している事もありますが・・・