チューブ(PVC製)に箔押しができる?ホットスタンプ
今日の試し押の素材は、チューブになります。PVC製のチューブに箔押しでマーキングができるかどうかをホットスタンプを使ってテストしていきます!
ストロー状のPVC製チューブにマーキング、まっすぐではない素材にマーキングできる?
ホットスタンプでのマーキングでは、加工位置はまっすぐ、フラットなものでないと押せません。ぐにゃぐにゃのチューブに、そのままホットスタンプをしてもマーキングはきれいに入ることはありません。
そんな時は???
加工ができるように、まっすぐな形状にする工夫をします。
ロゴ入れ・マーキングをする位置をできるだけ水平になるように中に硬いものをいれます。マーキングする時に、たわんでいると綺麗に加工することができませんから!
中敷きにものを挟むか、ビーんと水平になるように左右から押さえをするかのいずれかの方法になるかと思います。
今回は、中にものをいれるやり方で試し押しをしていきます。ちょうどいいサイズのステンレス製の定規がありました。きっちりとした寸法で中敷きや下敷きを用意するとより加工は安定します。
横から見るとこんな感じです。まだ少したわんでいるのがわかります。
加工位置にピンっと張っていない場合にはさらに中敷きを足します。結局このあと、さらに2本の定規を差し込みました。もうひとつのグレーのチューブはさらに径が大きかったため、木の端材を挟み込みました。
いつも良く使うゴムマットやコルクマットなどは簡単に大きさをカットして用意できますが、今回のチューブでは、硬い素材じゃないと中に押し込むことができません。
グレーのチューブには黒色の箔押し加工をしました!
紙/革用の箔で110度で押しても定着せず、そのあとにナイロン用箔で130度も箔がつくことがありませんでした。
黒と白の箔の種類は顔料箔という箔、設定温度は110度で紙や革などにご利用いただけます。ダメもとで押した顔料箔が以外ときれいに定着しました!
黒のチューブに白色の箔押し加工です!
高温での加工をしてしまうと容易に溶けて穴があいてしまいそうなPVCチューブでした。押し加減は控えめにする必要があります!
こちらのPVCチューブへの箔押しに必要なものは、顔料箔の種類の箔です。設定温度は110度。これ以上、高温での加工はNG!!穴があいてしまいますので!
試し押しさせていただきました素材は、お手元でマーキングの仕上がりを確認していただけるようにお客様にご返送いたします。実際の素材で実験してみないと、わからないことが多いので、お気軽に無料の試し押しサービスをご利用いただけましたら幸いでございます。
今月は、革や木材以外の素材が多めのような気がします。はじめて加工する素材だと試し押しさせていただくのも楽しいぃ~まだ見ぬ異素材をお待ちしております。すでに、イカの一夜干しは実験済みです!この店長ブログの中の検索に、確かめてみたい素材の名前を入力し検索してみてください。ほとんどの素材はやっているはず・・・
https://www.kawa2han.com/kawa/blog/item/embossing_item/hotstamp-devossing/post-13104.html
https://www.kawa2han.com/kawa/blog/cat0006/free_trial/post-7117.html
https://www.kawa2han.com/kawa/blog/diy_basic_knowledge/post-294.html