もうすぐクリスマスだけど、まだまだ止まらない焼印づくりに没頭している店長おかどめです!今日のご紹介は、やわらかいスイーツ、プリンへの焼印でご利用いただきましたお客様の仕様についてになります。
菓子屋艷(YEN)様の南瓜の焼プリン 美味しそう~~♪ こんなやわらかい食材にとってもきれいに焼印がはいっているぅ~焼印加工では、焼き目をつけてデザインを反映させる表現。甘いスイーツでひっついてしまう食材への焼印は、かなり難易度が高い加工になります。
焼印を押される方の腕がいいっていうのも、もちろんあります。でも、それだけではないんです!キレイに焼印をするために、焼印にも少しだけ工夫がしてあります。
空気の抜け穴を焼印に開けておくことで難しい相手でもきれいに焼印がはいります! このまま、飾りとしておいていてもいいぐらい美しい!自分でつくったものにほれぼれしてる場合ではありませんね。いつもの焼印とは違う、穴ぼこだらけの仕様です。
食材への焼印に限らず、木材や革に焼印をされた場合に素材から出る蒸気として放射熱が発生します。デザインが線で囲まれているようなものだと、この放射熱で素材に熱がまわってしまうことがあります。
いわゆる、あたってないのに焼きにじみを起こしてしまう現象です。そこで、空気の通り穴をあけておくことで、この放射熱を逃がすという、仕上がりを美しくするための仕掛けなのです。
※空気穴の加工については、デザインによって空気穴を施すことができないものもあります。あまりにも小さい空気穴だと、素材が詰まってほぼ意味をなさない時もあります。 空気穴の仕様以外にも、デザインによって可能なものがくり抜き加工。空気穴よりももっと大胆に余計な土台を切り落とす加工です。
あまりくり抜き過ぎると熱伝導が落ちてしまう心配もあるので、おすすめの加工は直火式になります。
彫りの高さも通常よりもグンっと高くしております! 通常の焼印のデザイン部分の彫りの高さは3mmです。素材にあわせて、この彫りをさらに高くしての製作も可能です。
今回はやわらかいスイーツへの焼印なので彫りの高さを2倍程度高く彫っています! 彫りを高くしての製作については、メリットとデメリットがあります。もちろん良いところは彫りが高いので、やわらかい素材などへの焼印が綺麗にできやすい事。※彫りが浅いとデザイン以外の部分があたってしまいますので。
デメリットは、焼印の強度が落ちてしまうこと。彫りを高くされた場合に、どうしてもデザインの先端部分が弱くなってしまいます。やわらかい素材への加工では問題ないのですが、木材など硬い素材に焼印や刻印をされた際に変形してしまいやすくなります。
年末年始の緊急案件もできるだけご希望にお応えしていきます。コロナではじまった2020年、最後までコロナで締めくくられそうな様相を呈しておりますが疫病に負けないように全力で最後の1日まで頑張るぞぉ~~
お客様のご要望の多い、焼印/刻印オーダーの特急便サービスも準備でき次第アップしようと思っています。正式にアップするまでは、個別のお問い合わせをしていただけましたらご案内させていただきます。
何もこんな年末に新しいことをはじめなくても!っと自分でも思いました!すべてはお客様に喜んでいただくためなので、有言実行していきたいと思います! あなただけの特注の焼印を定額で迅速にお作りいたします!まずはお気軽にご相談くださいませ。メリークリスマスには、ちと早いまだまだいけます!