スウェーデン鋼型抜きのお話。
先日、突然訪問されたお客様…オリジナルで革小物を作っておられるそうでホットスタンプと革の加工に付いてご質問頂きました。その話の中で革のカットに付いての話になり、スウェーデン鋼型抜きの話をさせて頂きました。
レザーツールズで扱っている機械類は現在完成後に若しくは組み立て時点にて必要になる加工機械がほとんどですが、革小物や革製品バッグ等を作る際、特に革小物を作る際にやはり裁断と言う行程が必要になります。もちろん、手作業でカットしてもokなのですが、やはり最終仕上がりを考えると……やはり商品として考えると裁断はとても重要な過程になります。そこで登場するのがこのスウェーデン鋼を使った型抜きです。制作方法は もちろん素人が自分で作れるのでは有りません。
職人さんが手作りで作って下さいます。
スウェーデン鋼型抜きを依頼する時は、厚紙等でズバリの形を作って職人さんに渡します。職人さんは、その厚紙に沿って長縲怩「スウェーデン鋼のロールから徐々に引き出し形を作って溶接して仕上げます。もちろん両刃タイプも有ります。普通量産体制で財布等の抜き型を作る時は、粗抜きというちょっと大きめのスウェーデン鋼を作りカットし、縫製し、最後にジャストサイズのスウェーデン鋼にてピッタリのサイズにカットします。すると仕上がりも綺麗な商品が出来上がります。
もちろんクリッカーと言う大きな型抜きをするプレス機械が必要になりますが…..とても大きな重い機械なので…なかなか設置している所も少ないですが是非加工所を見つけて見て下さい。
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