3月以降、外出する際には必ず持って出るモノとしてマスクが必須になりましたね。本日、私の家にもアベノマスクが到着いたしました。ありがたく使わせていただきます!
アベノマスクが悪いわけではないです。 あ~ありがとうございます~!今日本政府よりマスクをいただきました!こんなん、なんぼあってもいいですからねぇ~ マスク不足になってから、使い捨てマスクでさえも何回も消毒しながら大切に使うようになりました。
ひとつ言えることは、既製品のマスクであごが隠れるモノはひとつも無いということです。まぁあごからコロナ吸い込む事無いと思いますが、人とすれ違うと二度見されているような気がするのは自意識過剰かな・・・
今日の試し押しのご依頼も、マスク。ポリエステルとナイロン製のマスクに型押しできるかというものです。化学繊維への加工では、凹みをつけるために適温で溶かして型を入れていきます。それでは、早速いってみましょう!
弾力性があり、着け心地がいいマスクです。 このマスク、伸びるしやわらかいから耳が痛くならない!上がナイロンで下がポリエステル素材です。温度調整をしながらホットスタンプで刻印加工をしていきます。設定温度は130℃から試していきます!
ナイロン素材のマスクに型押し、文字のサイズは標準の5mmです マスクの色が白なので控えめな印象ですが文字は認識できています。押し付けている時間は3秒程度。
少し引いて撮影した仕上がり具合です。ナイロンのマスク。
耳にかける細い部分にも型押し。温度は少し上げて150℃。
設定温度を少しずつあげて170℃。 熱で溶けている金型部分がテカッとなっているのでより文字が認識しやすくなっています。続いて、ポリエステル素材のマスクに試していきます!ナイロン生地よりも、分厚くふくらみがある素材です。
ナイロンと同じように型はつくのですが、埋もれてしまうので目立ちにくい・・・
マスクの耳元の部分だときれいに刻印できました!
マスクへの試し押し完了です。 マスクなどにマーキングをされる場合には、マスクの端の方にされるかと思います。社名や企業のロゴマークだから、きれいに入らないと意味がありません。ホットスタンプでの加工であれば、マスクの加工位置を決めて置き場所を固定することで作業効率を上げることができます。
型押しの加工での設定温度が高すぎると、溶けてしまうので要注意!マスクは立体成型されているので、下敷き?中敷きをセットして二つ折りにしての加工になります。本来はべた~っと一枚マスクを作業台に乗せて加工したいのですが、このマスクのタイプは二つ折りでの加工になります。
中敷きの素材は、柔らかすぎず、硬すぎない素材が適しています。今回は、木の端材と厚紙でテストしました。薄い金属の方がもっと安定したかもしれません。ゴムマットやコルクマットなどでは、柔らかすぎるため刻印の土台部分まで焼き目が入ってしまいます。
試し押しで使用した道具
型押し・刻印加工で使うのは加熱できる機材と金型の2つがあればOK!ホットスタンプと真鍮文字アルファベットを使いました。ロゴなどの場合は、焼印(真鍮製)がおすすめです。
真鍮文字アルファベット
サイズは5mmの大文字
ホットスタンプTW350
型押し・箔押し・焼印が出来る! これからの時代は、withコロナ。マスクも生活必需品になってしまうのでしょうか。
備えあれば患いなし、出かける時はお財布・携帯・マスクが絶対。出口戦略も、いろいろ検討されている段階まできましたから!あと少しと思って踏ん張るしかないですね。
馴染みのお客様からのお問い合わせの電話をいただくと、感動の再会をしたようで泣けてきます!今のところ、焼印本舗のメンバーは全員元気です。ストレスのせいか、いつも以上に食べているので身体が重い・・・ ステイホームが過ぎたのかもしれません。コロナが落ち着いてから痩せてみよう!かな?