焼印のご相談・お問い合わせで、『食べものに焼印をいれることができますか?』※食べものの部分は、お客様によって違います。
パンやお饅頭、チーズケーキなどと、焼印を押す食材も千差万別、たくさんの種類でのご依頼があります。パンはパンでも、どのような種類のパンへの加工ということが、とっても重要なポイントとなります。お饅頭(まんじゅう)ひとつとっても、たくさんの種類があり、原料や製法の違いで硬さも形状も異なります。
お問い合わせの際には、焼印デザインとあわせて、どのようなものへの焼印をされるのかを、具体的に教えてください。より具体的かつ迅速に、ご提案をさせていただくことができますので!
木や革、食品など、いろいろな素材にロゴや文字をいれることができるオリジナル焼印。きれいな焼印の仕上がりで加工するために、事前の打ち合わせを大切にしています。データチェックや加工道具、焼印サイズなど、お客様ごとにご提案させていただいております。
焼きにじみを回避するポイント その1 白抜き
焼印のデザインでは、白と黒の2色での表現となり、黒色部分で表現されている箇所が凸部分。(焼き目として反映される部分) そして白色で表現されている部分が凹部分で、特に凹んでいる白抜きで表現されている部分が囲まれているデザインの場合に焼きにじみが起きやすい原因となります。
デザインや製作後の焼印・刻印でも、メガネのフレーム部分の白抜きがきちんと表現できていても・・・ちなみにサイズは、幅20mm*高さ30mmです。
焼印加工をした時には、線で囲まれている部分が焼きつぶれやすい!
焼きにじみを回避するポイント その2 線と線のすき間
真鍮(しんちゅう)製の焼印の彫り(デザイン部分)の深さは約3mm程度あります。 ただし、以下のような場合では、彫りの深さを3mmもとれない事があります。 焼印本舗の焼印製作では機械彫りの為、線と線のすき間があまり無いデザインの場合 下の写真のように隙間が狭いと彫りの深さが1mmも掘り下げる事ができません。
推奨のすき間の間隔は約1mm程度があるほうが加工後の仕上がりがよくなります。
焼きにじみを回避するポイント その3 素材との相性
焼印のデザインについて、線の細さや、隙間などのデザインデータの特長をご紹介してきましたが、やはりこの加工する素材というのもかなり重要なポイントとなります。
焼印加工できる素材は、革・木製品・食品などお客様によりいろいろございます。 焼き目を安定してつけるには、素材毎の特性をある程度知っておくだけで加工を安定させる事ができるかと思います。
簡単にいいますと、焦げやすいかどうかということなんです・・・ 下の2つの加工後の写真は、隙間の感覚が違う焼印で加工をしたものになります。 ちなみに、加工後の仕上がり写真では、下に行くほど押しつけ秒数を長くしております。