QRコードの焼印で読み込みはできるのか?素材別の仕上がり サイズなどの限界から使い方まで

はじめに

QRコードとは、Quick Response に由来し、高速読み取りができるように開発されたマトリックス型二次元コードです。「QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。」
バーコードと違いより多くの情報を持たせる事が可能で、スマホなどが広く普及している現在では、様々な用途で使われています。

QRコードは携帯電話などで読み込めば簡単にアクセスができるので、製造管理、電子チケット(航空券、入場券など)、決済サービスなど至る所で私たちの暮らしに欠かせないものとなっています。
QRコードは、進化していて、より小さくなった「マイクロQRコード」やイラストや写真入りの「フレームQR」などが発表されています。

焼印で加工したQRコードは、きちんと読み込めるか実験していきます!

 

QRコードの焼印は読み込みできる?

QRコードで焼印加工をいろいろな素材で試し押しをしていきます。焼印加工に焼きにじみはつきものですので、できる素材は限定されそうですが・・・焼印のサイズは2種類30mmと20mmの大きさです。

比較的焼きにじみの少ない電気式焼印で焼印加工をしていきます。

電気式焼印セットは、焼印の大きさにより適した容量の半田ゴテをセットにしております。今回用意した焼印のサイズはMサイズですので100Wの半田ゴテで準備します。

予熱の時間は、半田ゴテの容量や焼印の大きさにより違いますが約10分程度でOK。まずは、木材への焼印加工からはじめます。

木材に限らず、焼印加工の仕上がり具合をよくする為には事前の焼き付け時間などの練習が必要です。おおまかでもいいので、時間を計りながら適切な押しつけ具合を探っていきます。

焼印の表現(仕上がり)は、もちろん黒なので、素材の色によりQRコードが読まない事もあるかと思います。

サイズの小さい方の20mmでも試し押しをしていきます。

20mmの焼印サイズでも、無事に読み込むことができました!

次は、革に挑戦します。

私は、不器用なため、この速さで焼印を押すことができませんでした・・・練習あるのみ!

紙への焼印!紙でも少し厚さのあるものにしないと焼き焦げて貫通してしまいますのでご注意を!

焼き焦げやすい素材にはあまり、むいていないようですので白と黒のコントラストがある程度反映させれる素材を選ぶ必要があります。今後もいろいろな素材で試し押しをしていきますのでこうご期待を!

 

QRコード焼印のオーダーのやり方

オリジナル版を作る手順は同じですが、データ入稿の際にはQRコードの自動生成ソフトなどを利用してQRコードを作成してください。また、必ず読み込みのテストも行ってからのご入稿をお願い致します。

焼印加工には、電気式焼印と直火式焼印の2種類ありますが、焼きにじみがあると認識されない事もあるので、おすすめは電気式焼印になります。

おすすめの電気式焼印セットは、こちら⇒簡単に自作加工が始めれる電気式焼印セット

 

QRコード焼印の失敗のまとめ

期待していた食品への試し押しもご紹介いたします。失敗(読み込まない)のまとめです・・・

サンドイッチ かわいいんですが、表面の抜け具合によるものが失敗の原因。

 

 

 

 


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