消防ホースにロゴを自分でいれることができる??箔押しと型押し
今日の試し押しは、消防ホースの素材になります。店長おかどめ、2021年から地元消防団の団長の任を受けておりますので馴染み深い素材が今日の相手です!
使用済みのホースはバッグなどに再利用されています、頑丈な素材です!
消防ホースの素材について、検索するとこのような説明がありました。
綿、合成繊維等の糸を使用して円織機・平織機で筒状に織った布(ジャケット)の内面にチューブ状のライニング(内張り:ゴムや合成樹脂等)が接着剤等で貼付けられたホースで、送水した時にライニングにより漏水を防ぐ構造になっています。ジャケットにライニング(内張り)を施した消防用ホースで、消防活動に使用されている消防用ホースの大部分は、ジャケットホースです。 参照:日本消防協会検定協会様より
合成繊維のホースにホットスタンプを使って箔押しと型押しの試し押しをしていきます。
まずは、110度と130度で箔押しをしていきます。
おそらくですが、ツルっとしている素材なのでナイロン用箔じゃないとだめかもしれませんが、一応試し押しなので、110度の紙/革用の箔でもトライ!
結果は写真はのせておりませんが、何も定着しなかったです。。。次は130度ナイロン用の箔です。
130度のナイロン用箔で押すと・・・
織り目の凸凹が影響しますが、箔は定着しているようです。オレンジにゴールドがみにくかったのでシルバーでも押しておきます。
凸凹がある素材への箔押しの仕上がりはこれが限界なのかもしれません。
箔押し加工の仕上がりはいまいちですが、箔自体の定着はそこそこいいかもしれません。
次は、温度を上げて型押し加工をしていきいます!化学繊維への焼印加工は無理なので。
200度で長めで押しましたが、さすがの消防ホース、うっすらしか入ってません。
温度を変えながら型押しの試行錯誤をしましたが・・・
低すぎるとロゴが見えない、高すぎると溶けてしまう!という結果に終わりました。目立たなくてもよいのなら、適温は、280度かと思います。それ以上は、溶けて、綿菓子のように合成繊維が伸びてきます。少し危ないガスも発生します、ちょっとハイテンションになっております。換気をきっちりして作業をしましょう!