ホットスタンプ メンテナンスと調整5
全ての部品が外れたら、この段階で初めてアームを上下させる事が可能になります。まず丈夫の黒いツマミを……..
時計と反対回りに回すとアームが上がります。ゆっくりと回して下さい、その時に注意しないと行けないのがアーム事態が左右に振れない様に上げる事が必要になります。
ただ、むやみに上部の黒いツマミを回して上下さすとアームが左右に振れて最終的に頭が曲がった状態になり版を真直ぐ押せない事になってしまいます。
あくまでも、下部のテーブルに対して平行に設定しないと行けないので、アームを上下さす時は必ず首を振らないよう気を付けながら上下させて下さい。まず、ホットスタンプを出荷前に全て平行の調整はしています。プラス、アームの高さに関してももっとも安定した高さに調整しているので……(アームをあまり高く設定し過ぎると刻印時..特にエンボスをキツく入れる…革等にヘコミを気付く入れる際かなりの圧力でプレスする為、アームを上げ過ぎるとプレスの力が損なわれる、プラス..上部アルミ板”版が付いている部分”の前側が力の加減で浮いてしまいます)等の事が起きるので、アームの設定を上げる際は元の設定プラス上部に対して1.5cm位までと考えて下さい。
黒いツマミを回して上下させ、必要な位置に設定。
その時、必ず頭を正面に向けて下さい。それでも、版とテーブルの間に必要なクリアランスが得れない場合は別の方法が有ります。高さ調整が出来たら、次にセットを元に戻して行きます。下部テーブルを外したり、別のテーブルをセットしたりと..刻印される対象物にもよりますので、その辺りはまたの機会に細かく紹介致します。