5月最後のブログは革への試し押しです!厚みも太く、かなりハードな腰のある素材に箔押しと型押しの加工をしていきます。使用するのは、ホットスタンプTW350と真鍮文字アルファベット。大文字SAMPLE 文字サイズは5mmの標準サイズを使用しています。
表面に凹凸がある革の素材に箔押しをする際には、革の硬さやシボの具合などにもよりますが、通常の一回での箔押しではなく!!先に型押し加工をしてからの箔押しという2回の加工でないと綺麗に箔押しできないことがあります。
もちろん、作業効率を考えると一回の箔押し加工の方がよいのですが、表面に凹凸がある場合では、一回加工だと箔の定着にムラがでてしまいます。地ならしをするように、箔をつける部分を水平にします。設定温度は箔押しする時の温度のまま、箔をのせずにぎゅ~っとおしていきます。
型押しからの箔押しをした仕上がりの画像です。一番左の画像が一回で箔押し加工をした仕上がりです。あまり変わりがないように見えますが実物みると違いがあります!
シボのある革など表面に凹凸がある素材には、箔押し加工はあまりおすすめいたしません・・・デザインが細かい場合、凹凸の影響で箔が抜けてしまう事も良くありますので!
次に、型押し加工を設定温度を変えながらの加工をしました!110 130 150 230 260度での型押し、230度以上で少しですが焼き目がうっすらと入った仕上がりになっています。
型押し、焼き印加工では、箔押し加工よりも、めだちませんが、凹凸がある素材でも加工の失敗をしにくいので、おすすめです!!