ポプラ..杉...?3種類の木材に焼印!!
今回ご依頼のあった3種類の木材,左から杉、ポプラ、もう1つは名前が解りませんがちょっと硬目の身のかなり詰まった重い木材です。
焼コテは100ワットを仕様、版はオリジナル真鍮版とオーダーフォントproの活字を使いサンプル制作。オリジナル真鍮版の大きさは約2cm×7cmくらい、アタッチメントの先にボンディングテープを使い取り付けています。
最初に活字で焼印……
活字の場合は真鍮直彫りの為、堀面もシャープで且つ活字サイズは各5mm程度なので熱の伝わりも良く、100ワットでも充分綺麗に押せます。杉とポプラは柔らかめの木なので、綺麗におせました。もう1つの木は硬目なので、強く押してもエンボスが入りません!!焼印は入るのですが、線画かなり細目の線になります。
今度は、オリジナルロゴで焼印…..
やはり木材に焼印の場合、木材表面が綺麗に平じゃないと….ちょっとでも反っていたり、デコボコが有ると版の面を綺麗に木材表面に押す事が出来ません
温度的には問題なく焼印になるのですが…しかし、もう1つの硬い木材では焼目も付き難いですね…..
それに、オリジナルロゴの場合は木材表面に合わせてコテを押さえつけたまま角度を付けて押さえ動かした場合ボンディングテープに負担がかかり
外れてしまいます。
あ!!ってな 感じで…..
活字の場合は、スロットに入っているので問題ないですが、木材の表面にロゴで焼印をする時は真鍮深堀の版を作り焼印した方が良いですね!!
真鍮深堀の版の場合は版の裏側に直接軸”ボルト”が付くので少々木材の表面に合わせて動かしても版が外れる心配は有りませんから…
が、しかし….あまり無理に押さえつけて動かすと版を破損させてしまうのであくまでも平行に押す事が基本です。無理をしないよう、デリケートに扱って下さい。
特に、最近たまに耳にするのですが、焼印の温度を上げる為にバーナートーチ等を使って、直火で熱を加える….ってな事は絶対止めて下さい。あくまでも電気等にて間接的に温度を上げて行く行程の版になります。これは必ず守って下さい。