一番ちいさい文字サイズが1mmの刻印を使って箔押しができるか試していきます!
文字サイズが小さいですが、刻印全体の大きさが小さいため、隙間が狭い部分が少し心配です。焼印や刻印のデザインを作成する際には、一文字あたりのサイズより文字と文字の隙間、間隔があいているかの方が大切かもしれません。
もちろん、文字(フォント)の書体によっても隙間はかなり違います。アルファベットやカタカナなどは、画数が少な目なのですが漢字だと文字の種類によっては最小サイズの目安がかなり大きくなってしまうことがあります。
箔押し加工をするのでホットスタンプTW350に、刻印をとりつけます。取り付け用の棒ネジは8mmなので、刻印がかなり小さいことがわかるかと思います。
刻印サイズは8mm×8mm
ホットスタンプなどスタンプ機への取り付ける方法は、ボンディングテープか棒ネジとナットの固定か大きくわけて2種類。その他、機種によっては機械で挟む構造などもありますが、今は棒ネジとナットでの固定が主流になりつつありますね。
いつものような感じでぎゅっと短時間でおした仕上がりです・・・
隙間が狭い分、箔がつぶれてしまいやすく、パリッときれいな仕上がりとはいきませんでした。
熱転写での箔押しでは、設定温度は箔の種類によって決まっています。革用の箔のため、設定温度は110℃で加工。あと工夫できることは、押し加減です!
ポンっとかるく押し当てる、隙間の狭い刻印デザインでの箔押しでは、ソフトタッチでの加工がおすすめです。
それでも、隙間に箔が残ってしまう場合には、マスキングテープややわらかい豚毛のブラシなどで取り除くこともできますのでご参考にしていただけましたら幸いです。