今日の試し押しは、ゴムへのマーキングです。密度の高いゴム、厚みもかなり太い素材です。
ゴムにマーキングするのですが、熱をかけて溶かしへこみをいれるという方法になります。しっかり、換気をして早速、試し押しをしていきます。
熱をかけて焼印できる道具は、電気式、直火式、ホットスタンプなどがありますが、直火式の焼印では、温度加減が難しいため、今回は電気ゴテとホットスタンプを使ったテストになります。
電気式の半田ごてで加工した仕上がりです。ゴム・樹脂素材への加工では、溶ける温度にあがった印面をぎゅっと押し当てると、数秒で型がはいります。
ただし、ゴムが溶けるので、ずるっと滑りやすくなります。右側は、少しずれてしまいロゴがダブってしまっています・・・左側は、慎重にずれないように力をかけているので比較的仕上がりはきれいです。
続けて、ホットスタンプTW350での加工の仕上がりです。
電気式との大きな違いは、ホットスタンプに取り付けた焼印/刻印は上下に均一におりてきてくれることと、温度調整ができること。
やはり、ホットスタンプでの仕上がりの方が安定しています。ただし、ホットスタンプで加工ができるサイズやロゴを押せる位置には制限があります。
手動の電気式か、位置合わせや温度設定が得意なホットスタンプ、素材やサイズ、用途にあわせてお選びください!