今回はthickness gauge ティックネスゲージ 革の厚さを測る道具のケースを作ってみました。もちろん、立体成型で。
こんな複雑な形でも奇麗に成型出来ます。以前に作ったナイフケースのヌメ革だとちょっと硬過ぎて形にし難いですが、今回のヌメ革は若干柔らかめなのでこういった複雑な形にはベストです。後日の型くずれも無し!!もちろん型崩れを防ぐのは革の質だけではなく、縫製や加工方法にもよります。
しっかりと 型をキープ出来る様に縫製して行きます。これは、ちょっとした経験が必要です、なかなか 説明では難しいです。今回ケースを作った Thickness Gaugeは 革加工にとても重要な道具で必ずと言っていい程全ての革職人さんは持っています。
このゲージを使ってしっかりと革の厚みを測って加工します。
僕はもう一つ大きなThickness gaugeをもっています(厚みを測る奥行きが深いもの””アールの深いもの””)革を最初に仕入れて状態では革の厚みが一定じゃなく端に行く程薄くなっていたり場所によって若干の厚みに違いがあるので、深く切り込んだアングルで革のセンターよりまで計らないと行けないので。このゲージは携帯用です。革小物等でも微妙にパーツによって革の厚みを調整しています、是非このゲージを使ってはかってみて下さい。
きっと職人さんの知恵とかなるほどって感心する事に出会えますよ!!