幅7mmの木製マドラーに5mmの文字を使って焼印をしていきます。上下の余白はたった1mmしかないので狙った位置を外さないような加工が必要になります。 今回は、ホットスタンプTW350を使った幅の狭い素材に安定した加工のやり方のご紹介です。
スタバにもあるコーヒーを混ぜる棒、マドラー。100均で見つけた50個入りの木製マドラーです。
割りばしを入れるような紙袋もついて50個入りで100円。アイスの棒のようにもう少し幅があれば加工はしやすいのですが・・・ 素材も100均でそろえたので、安定した加工のおたすけアイテムの治具もすぐに揃えれるもので用意していきます!
治具づくりで今回揃えるアイテムは、厚紙。見当がつけやすいようにホットスタンプTW350の作業台と同じサイズにカットしました。厚みは少し分厚い方がマドラーをセットしやすくなります。
厚紙を作業台に固定し、文字や刻印などを素押ししていきます。木製マドラーに焼き目で表現するため、設定温度は300℃程度にしていたので、厚紙にも少し焼き色が入っています。 入れる文字は『ALOHA』 文字の高さは5mmの真鍮文字を使っています。
型押しや焼印で刻印の位置がわかりました。一度、厚紙を作業台から外して、ここからは図工の時間です!マドラーの加工位置にあわせてトレースします。輪郭を鉛筆でなぞってるだけです。
輪郭線に沿ってカッターでくり抜きます。多少ずれてもOK。 No problem! 大事なのは、マドラーの先端。ここは別に丸くくり抜かなくてもよかったかもしれません。
これで準備は完了です。くり抜いた治具(厚紙)を作業台に戻して固定します。 洗濯ばさみ・ピンチで止めるよりは、両面テープで固定する方が安定します。私の場合、その後の掃除が面倒なので洗濯ばさみを多用しています。
事前の準備をしっかりすれば、あとの加工が楽になります。
狙い通り、上下の余白1mmのはざまにきれいに焼き目が入りました!
ちなみに、少しずれているのは・・・やっぱり洗濯ばさみが原因です・・・ずれる・・・ 治具がずれては、元も子もありませんので、安定した加工をしたい場合には両面テープなどでしっかり固定することをおすすめいたします! 実際に加工している動画になります、ご参考にしていただければ幸いです。
加工:焼印、設定温度300℃