【焼印のお手入れ】焼印についた汚れをとるやり方、おすすめの道具。

焼印加工をした後の刻印には、素材のカスがこびりついて印面が汚れてしまいます。食品などに焼印をされている場合では、不衛生なので加工終了後には必ずお手入れをしてください!

焼印で失敗してしまった時なんかに、焼印が隠れてしまうぐらいにつくこともあります。加工の途中であれば、真鍮製のブラシなどで熱いうちにゴシゴシしてあげれば取れやすい。

問題は、加工後に放置。そのまま冷え固めると黒さが際立ち、カッピカピになってしまいます。(どす黒く・・・) 今回は、焼印のお掃除のやり方についてのご紹介になります!いつもきれいな焼印(印面)で加工してあげる方が、もちろん仕上がりも良くなりますので!

お手入れの道具は??

お手入れで使う道具は、コンビニでは揃わないけどホームセンターなら用意できるものばかり。

磨く系の道具は、
真鍮ブラシ 150円~ 
スポンジ(ガスコンロ用クリーナー)200円程度
洗剤?炭酸クリーナー 188円

注意事項としては、磨く系のものを用意する時に焼印の金属の種類により、それ以上の硬い金属のブラシなどを使わないこと。真鍮製の焼印であれば、同じ真鍮のブラシまで!

スチールウールのたわしなどでこすると、印面に無数の傷が刻印されてしまいます・・・ スポンジも、コンロ用のキズがつかないっていう商品も多く販売されていますのでお手頃なものでご用意ください。

頑固な汚れには、まずはこれ!

ついている汚れの元にもよりますが、たんぱく質や油分の汚れにいいのが炭酸・重曹。冷え固まった頑固な汚れが付着している場合は、漬け置きで汚れをふやかしましょう! 容器に焼印がつかる程度の水をいれて、炭酸・重曹などを適量混ぜておきます。なければ食器用洗剤でもOK!

約10分程度で、固まっていた汚れがういてきます。

そして、また別の容器に入れておいた水につけながら、ブラシでデザインのすき間に詰まっている汚れをかきだしていきます!細い隙間はつまようじや竹串でホジホジしてとりましょう!

磨く!磨く!磨き方のコツ

先ほどは、容器の中で大まかな汚れを取り除きました。水中から地上へ、より強く磨けるように、タオルの上においてブラシでこすります!

目詰まりしていた汚れが取れたら、スポンジにチェンジ!水で少し湿らせたスポンジでさらに磨きをかけます。

どうですか?この時点でも、ほぼOKラインです!

さらに強く磨けるコツ。たいしたことでは、ないですが付属の軸を差して持ちやすくして磨く。のみです。

お手入れの最後に

汚れがとれ、随分きれいになった焼印についている水気を取り除きましょう。

革加工などの場合、錆止めの油、食品用で使っている場合ではサラダ油などで軽くコーティングしておきましょう! その後、コンロなどで少し加熱すればパーフェクト!!

どうでしょう、あんなに汚かった焼印も、少しだけ金色が戻っていますね!

焼印加工でご利用いただいている場合では、ここまで毎回お掃除をする必要もないのですが衛生面を考えるとメンテナンスは大切かと思います。 また、焼印でつかった同じ刻印(汚れている)で箔押しをすると均一に熱が伝わらなくなる時もあります。

箔押しで以外によくあるのが、刻印の方に間違えて箔をつけてしまったミスをそのままにしておくと・・・熱定着に影響してしまい、刻印についている箔の部分の仕上がりが悪くなります!

お手入れを定期的にしていただく事で、道具も長持ちするし大切にしようという気持ちが芽生えるはずです。 後片付けをせずに、次の作業に取り掛かってしまいがちな店長おかどめが、ご案内させていただきました焼印のお手入れ・お掃除のやり方でした。

もっといい方法があれば教えてください! 少し長めですが(決して顔ではない)、お掃除している動画もありますので必要なとこだけご覧ください!

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著者 焼印本舗 店長 岡留

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