今日の試し押しは、鰹節(かつおぶし)への焼印です。 鰹節は、日本では古くから食べられている保存食品の代表格。カビを利用した乾燥方法で長期保存に耐えることができ、なおかつ美味しいという事で全国的に知られるようになったそうです。 魚とは思えないぐらいのかたさと表面の形も均一では無い為、焼印加工ができるかを試してみます!
長期保存を可能にした、このカビが少し厄介でした、焼印加工には・・・ 試し押しをする前は、木製品のような感じぐらいで電気式焼印でもじゅうぶんに加工できると思っておりました・・・
少し見えずらいと思いますが、電気式焼印で加工した鰹節になります。 表面にコーティングされたカビにより、焼印がすべってしまいます。。。
電気式焼印で使う焼きゴテは、加熱部分と持ち手の長さが約30cm弱程度あり、重さもそれほど重すぎるわけではないのですが、素材の形状が不安定なモノやすべりやすいモノだったり、壊れやすいモノの場合は加工するのに難がでてしまいます。 そうなると、困った時の直火式。
ある程度のでこぼこ具合でも、高温の直火式での加工ならクリアーできます。 素材自体を手に持つやり方での焼印加工では、必ず手袋を着用してください! 火傷に気をつけていただければ、素材自体を焼印に押し当ててあげる事ですべりやすい素材でも仕上がりを安定させやすくなります。
直火式での加工でも、できるだけ水平な加工場所に焼き目を入れる事も重要です。 本当にもともと魚だったとは思えないほどの硬さです! 関西人の私たちには、粉もんのベストパートナー。各家庭にタコ焼き機があるように冷蔵庫のサイドポケットには粉カツオが絶対にあるはず。 学生時代に行った沖縄のソーキそばが忘れられない・・・
関西ではあんまり出会わない一皿です。 食品などの焼印加工ではこのセットがおすすめ!
焼印(ステンレス製) オリジナル製作 業務用コンロ・バーナーなどの高温での焼印用