『熱が上がらない・・・』『どんどん焼き目が入りにくくなって困っています・・・』 という症状は焼きゴテを使う電気式焼印でよく起きてしまう問題です。
電気式焼印で使う焼きゴテは、短時間で高温での加工ができる道具です。 コンセントに入れれば、約10分程度で予熱はOK!その温度は550度前後の為、一回の作業時間が長すぎる場合や、空焚きなどが主な故障の原因となります。
焼印加工を導入される多くの方が、簡単な準備で始める事ができる電気式焼印をお選びいただいております。 焼きゴテのくせを知っていただく事で、長くご利用いただけますので、寿命が長くなる使い方やお手入れ方法についてご紹介させていただきます。
長持ちさせる2つのポイント
焼きゴテの主な故障の原因は上記に書いた通り、長時間の連続使用と空焚き。 それではどうすれば長持ちさせる事ができるかについてですが、気をつけてほしいポイントは2つだけ!1回の連続使用時間を短くする
短時間で高温になるため、できる限り一度の作業時間を短くしてください。 推奨の作業時間は、1回の作業に1時間程度。 焼印加工の際に、中断するような場合には、必ず電源をオフにしてください。長持ちさせる保管の方法
焼印加工が終わってからの保管方法に長持ちさせるもうひとつのポイントがあります。 加工が終わった際には、焼印も焼きゴテも高温の為、30分程度、自然に冷ます必要があります。 ある程度冷めた後に、焼きゴテから焼印を外して保管するようにします。 そうすることで、焼きゴテに焼印が焼きつくのを防いだり、加工の際にでてしまう焼きゴテの中にススのようなものも焼印を取り外す事できれいに保てるようになります。 電気式焼印の仕組みは、以下に記載しておりますのでご確認ください。焼印の仕組み
電気式焼印は、焼印・軸・焼きゴテの3つのパーツを組み合わせる仕様になっています。
焼印の裏にあけてある8mmの軸穴が焼印本舗(旧レザーツールズ)の焼印の特長。 焼印の構成を、バラバラにしていることで、同じ焼印・刻印でも加工方法を変えて使うことができます。 直火式焼印の場合は、持ち手棒にスイッチ可能です! ホットスタンプで使う場合でも、ボンディングテープや専用の短い軸でセット可能です。 まずは、焼印と軸を組み合わせていきます。 焼印と軸をセットしたものを、焼きゴテに差し込みます。準備完了! コンセントに差し込み予熱を待てば加工開始OKです。 保管の際には、焼印+軸を焼きゴテから取り外してあげます。 くれぐれも火傷に注意して作業をしてください。
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