革に刻印と箔押し加工をご検討のお客様より『女性スタッフが多いので、誰でも押せるのか、力はいるのかが気になる点です。』今回は、ホットスタンプで革に型押しと箔押し加工についてご案内させていただきます!
色や厚みの違うレザーで刻印と箔押し加工の試し押し 各種加工の仕上がり具合と力加減を動画でご案内させていただきます。ご覧いただけると、おわかりいただけるかと思いますが、そこまで力が必要な加工ではありませんのでご参考にしていただければ幸いです。
刻印・型押し加工
力加減の説明までは、文章では表現しにくいので、まずは、動画でご確認ください!
ホットスタンプでの刻印・型押し加工では、熱を加えたプレス加工なので力はあまり必要ありません。深さをつけたい表現をされたい場合、少し長めに押し付けてください。おおよその設定温度は、革の厚みにより設定することで作業時間は短縮させることが可能です。
ただし、あまり温度を高くしてしまうと、焼き色が入る場合があります。 ここで言う、型押し加工とは、焼き目をつけずに型だけを入れる加工です。
色染めされた革に刻印すると、色味が変わるのでカッコイイ! 名入れ加工などで、一番のおすすめできる加工がこの、刻印・型押し加工です。後付けの名入れ加工によるロスが出にくいので、製品に名入れされる場合によく用いられています。
箔押し加工
箔押し加工も、まずは、動画で!
先ほどの刻印加工よりも、押し付け時間は短めです。あまり長く押し当てると箔がベロ~っとついてしまいます。少しの練習は必要ですが、短時間での押しつけを心がけてさえいれば箔はきれいにプリントできるようになります! 設定温度は、箔の種類により違いはありますが、本革への箔押し加工のおすすめ温度は120度です。
素材の上に箔を乗せて熱と圧力をかける箔押し加工
熱が加わっている金属文字の部分だけ箔が定着しています。
革の色目によっても見た目の印象が変わります! レザーの種類、厚みなどにより、温度設定を変えることで、作業効率をよくする事も可能です。もっと温度を上げることで焼印加工もできるホットスタンプ。
今回の試し押しで使用している真鍮文字アルファベットでの名入れや、オリジナル焼印(真鍮製・マグシウム製)でも同じように、刻印・箔押し・焼印加工ができます!