焼印は、どれぐらい細かいデザインで作れますか?
どんなに細かいデザインでもデータ通りにお作りいたします!
焼印・刻印はどんな細かいデザインでも製作自体は可能です。ただし、加工の種類によりどれぐらいデザインを再現できるかが決まります。注意しなければいけないのは、箔押しと焼印の加工。箔押しの箔が余計についてしまうこと。焼印では、焼きにじみ。
刻印(型押し)加工では、素材に仕上がりが依存される場合が多いのですが、ある程度の厚みがある素材であれば、かなり細かいデザインまで再現はできる!
https://www.kawa2han.com/kawa/blog/diy_basic_knowledge/post-2029.html
焼印・箔押しのデザインを考えてみよう
焼印のデザインでは、白と黒の2色での表現となり、黒色部分で表現されている箇所が凸部分。(焼き目として反映される部分)そして白色で表現されている部分が凹部分で、特に凹んでいる白抜きで表現されている部分が囲まれているデザインの場合に焼きにじみが起きやすい原因となります。
デザインや製作後の焼印・刻印でも、メガネのフレーム部分の白抜きがきちんと表現できていても・・・ちなみにサイズは、幅20mm*高さ30mmです。
焼きにじみを回避するポイント 線と線のすき間
真鍮(しんちゅう)製の焼印の彫り(デザイン部分)の深さは約3mm程度あります。ただし、以下のような場合では、彫りの深さを3mmもとれない事があります。焼印本舗の焼印製作では機械彫りの為、線と線のすき間があまり無いデザインの場合下の写真のように隙間が狭いと彫りの深さが1mmも掘り下げる事ができません。
推奨のすき間の間隔は約1mm程度があるほうが加工後の仕上がりがよくなります。
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加工の種類と線の細かさの仕上がりについて
焼印や箔押し加工をするための、焼印のデザインを作る場合には、線と線の隙間を1mm程度あけてください!ずばり、仕上がりを綺麗にする一番の近道がこれなんです。細かいイラストや文字の字の重なり具合など、デザインにより仕方ない部分もありますが加工の表現により再現できる目安を知っておくことでデータ作成の際の参考にしていただければと思います!
https://www.kawa2han.com/kawa/blog/how_to/post-3556.html
番外編!曲面素材への焼印
こちらの焼印写真をご覧ください。ゾウさんのデザインと日本製の部分は焼き目がスッキリとした仕上がりになっています。
中央部の太めのゴシック体の文字の部分が焼きにじみにより、隙間がせまく仕上がっています。こちらの製品は木製の柄(ハンドル)なので円筒形・曲面になっています。平面への焼き付けよりも難易度は少し上がるので、仕方ない部分もあります。
ちなみに、曲面への焼印をされる場合は、焼印に同じアールをつけることで加工が楽になります。まっすぐの焼印(通常の仕様)で曲面に押す場合、デザインによっては滑りやすく難しい加工になります。上の写真のホットスタンプについている焼印は、木製の柄と同じアールで加工しています!
さいごに
オリジナルのデザインで作るオーダーメイド焼印、どんなに細かいデザインでも製作は可能ですが、
加工の種類と
加工する素材により再現性が決まってまいります!難しい知識は不要です、線と線の距離を適度にあけていただくだけで問題は解決いたします。焼印ディスタンスは1mm。
新型コロナウィルスのソーシャルディスタンスは2m!しばらくは、人込みはできる限り避けるようにしましょう!1日でも早い終息宣言が聞けるように、できることからやっていきましょう!よい週末を!!