焼印の為のコテと版。
焼印をする為の方法として、ホットスタンプとコテを使った直接版をコテの先に付け焼印する方法が有りますが…….
コテを使った焼印はホットスタンプの様に綺麗に平行に焼印、箔押しを施す事は難しいですが、焼印をする素材が食材若しくは木材となると、やはり必要になってくるアイテムです。しかし、コテを使う場合は温度設定がホットスタンプの様に出来ない為、箔押しは不可能になります。
利点としては、どんな物、例えば食材..饅頭とかホットケーキなんかにも対応します。
今回依頼のあったのは木材で…これ又問題の多い素材です。何故ならば、木片…木材は種類によってわりと簡単に焼印が入る柔らかめの木材と、相当高熱”直火で熱した焼印”が必要な硬い木材が有ります。このホットスタンプは100ボルトで約200°まで….
200ボルトで300°程度と木片に焼印を施すにはチョと温度が足りないようです。コテを使っての焼印では100ワットでもかなり木片にも焼印が出来る木材も有りが、やはり木片となると300ワットが必要になる事も有ります。しかし版のサイズが大きいとか….それに素材の木片が硬くて焼印が入らない…..事も有ります。今回はそんな状況をなんとか解決する為に、版の軸の長さをカットして摘めてみました。
以前は版のクリアランスを考え軸を長目にしてましたが、その分熱の伝わりが若干悪くなり、素材によっては焼印になら無い状況が有りました。今回は軸をカットし短めの、コテの元に直接版が熱される様に短くしてみました。これで、ある程度、温度での問題は解決出来ると思います。
明日の作業結果を……..結果次回アップします!!!