オリジナル真鍮文字アルファベット(活字)と半田ゴテを使って革にイニシャルの焼印
真鍮文字(活字)と半田ごてを使って革にイニシャルの焼印加工
今回は革にオリジナル製作の金属製の真鍮文字アルファベットを使って、イニシャルの焼印を入れてみたいと思います。
革製品の名入れをすることは多いと思います。
また、そういった要望も沢山あるのではないでしょうか?
そこで、商品によってはスペースがあまりないため、名前を全部入れることが出来ないこともあるので、そんな時はドットと組み合わせてイニシャルでの名入れの焼印がおすすめです。
今回はしっかりと焼き色をつけてみたいので、ホットスタンプではなく、100Wの半田ゴテを使ってイニシャルの焼印をしてみます。
イニシャルの焼印加工には100W半田ごてを使います!
100Wの半田ゴテですが、実は温度がマックス500℃程度まで上がるんです。
ですので、木材などにも焼印のサイズにもよりますがキレイに焼目を入れることが可能です。
今回は革ですので、あまり長い時間押しつけると焦げすぎてしまうのでちょっと注意が必要です。
半田ゴテで焼印をする場合は、先に半田ゴテの電源を入れて活字をセットするスロットを暖めておくと時間をのロスを防ぐことが可能です。
真鍮文字をセットしてから温度を上げるとスロットが大きいため、焼印ができる温度まで上がるのに時間がかかってしまいます。
このとき、注意が必要なのが、すでに温度が上がっているのでやけどに注意してください。
そんなときは、ホームセンターなどで販売している革製の耐熱手袋を使用することをおすすめします。
焼印で一番多い事故が火傷です。
触る気がなくてもちょっと触れただけで、すぐにやけどになるので注意して下さいね!
真鍮文字をセットするときは、ピンセットなどの先が細いものを使うとセットしやすいです。
今回のようなイニシャルの場合は、ドットがあるのでピンセットが活躍します!
では文字のセットが完了したところで実際に革への焼印をしてみたいともいます。
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しっかりと濃い目の焼印ができました!
かなりキレイにイニシャルが入りましたね。
焼印を入れている時間は3~4秒程度です。
あまり長く押しつけると、革が完全に焦げてしまって、裏側まで焼けてしまいますのでご注意ください。
写真を見てもらっても分かるように、イニシャルでしたら今回使用した半田ゴテでもキレイに焼印を押すことが可能です。
ただ、フルネームなどになってくると半田ゴテでは水平にキレイに押すことが難しいので、やはりホットスタンプが必要になります。
ということで、今回はイニシャルの焼印を革に行いました。
時間にしても活字をセットして焼印をするまでおおよそ1分程度ですので、お店でお客様のイニシャルをその場で入れて上げるというサービスも可能ですね。
ちょっとしたサービスですが、名入れのサービスとして有料で行えばその分売上アップにつもつながるのでおススメです!
革にイニシャルの焼印をしている動画
では、今回革にイニシャルの焼印をしている様子を動画にてご確認ください。
今回使用した道具・・・
- オリジナル真鍮文字 5mm
- 100W半田ゴテ
- 半田ゴテ用文字スロット
- ヌメ革
今回使用したオリジナル真鍮文字については、約700種類のフォントからお好みのフォントを選んで、完全オリジナルで製作しています。名入れなどの焼印や箔押し、素押しで利用できる真鍮製の活字になります。
詳しくはこちらのページをご確認ください→ 完全オリジナルの真鍮文字製作
真鍮文字や焼印製作について疑問や不安があれば気軽にご相談ください。
イニシャルの焼印加工で使う真鍮文字の製作などについてわからないことがあれば、気軽にご相談ください。焼印・刻印製作のプロが丁寧にわかりやすくご説明させていただきます。