半田ごてを長くお使いいただくための注意点

電気式の焼印で使う電気ゴテを長くお使いいただくためのご紹介をさせていただきます。焼印を電気の力であたためる電気ゴテ(焼印用半田ゴテ)は、家庭用のコンセントに差し込むだけで焼印をすることができる便利な道具です。その便利な道具も機械なので、正しい使い方をしないと・・・
『購入してまもないのにすぐに、あたたまらなくなった・・・』っということになります。電気ゴテ(半田ゴテ)を使う前に、これだけは事前に知っておいてほしいご注意点をご案内させていただきます。

こんな使い方をしていませんか?

・焼印加工をする数量が多く、納期も短いので半日連続で作業をした・・・

・食べ物など準備をしている時間も焼印をあたためっぱなしにしている・・・

・他の作業に集中していて、うっかり電源を切るのを忘れてしまった・・・

・イベントで1日中焼印をしている・・・

これらの使い方の共通していることは、長時間の連続使用(電源を入れた状態)。電気ゴテの故障してしまうもっとも多い原因になります。コンセントに差し込みあたたまると、その温度は約550℃程度までになります。

高い熱量が必要となる焼印加工、安全に長くご利用いただくために使い方や保管のやり方を十分にご理解いただけき使用してください。

電気ゴテを長くお使いいただくためには?

・1回の連続使用時間を短くする
一回のご利用時間をできる限り短くするようにしてください。推奨は1時間以内。焼印を使わない時には電源をオフにしてください。

・作業終了後には、正しく保管する
焼印と軸は、必ず電気ゴテ本体から取り外して保管するようにしてください。
写真などでご紹介しているこちらの記事もご参考にしてください。

・こまめな掃除
機械を使用する場所により、ホコリや木くずなどが電気ゴテについてしまうことがあります。ホコリや小さなごみを放置してしまうと錆びの原因になり、また本体に差し込んでいる軸についてススが焼き付いてしまう原因になります。定期的に見えている部分や軸で見えない部分なども掃除することが大切です。

・パワーコントローラー(温度調整機)を使う
電気ゴテ自体に温度調整をする機能がございません。別売りのパワーコントローラーを使用することで、大まかに温度調整をすることも可能となります。少しの休憩をはさんですぐに、焼印加工をしたい時などにあると便利です。焼印をする素材により焦げすぎてしまうなどの場合にも活躍します。

・定期的な点検
本体についているネジ、付属部品の軸(焼印と本体をつなぐ軸)に異常がないか、ご使用前に必ず点検をしてください。小さな部品でも高温での作業となる焼印では怪我の原因になることがあるのでご注意ください。
※焼印を固定するネジを、温度が上がっている状態でまわしてしまうと、ネジがつぶれてしまう、ネジが折れてしまうこともありますので高温の状態での付け替えは控えるようにしてください。ネジの大きさにあう工具(ドライバー)にて作業をしてください。

重要

取り扱い説明書の手順通りに操作しても正常に動作しないときは、電源プラグをコンセントから抜いてください。
商品お届け後、7日以内に製品確認・動作確認をお願いします。下記、お問い合わせページより、必ずご注文番号、お問い合わせの内容を記載してご連絡をお願いします。

その他のご注意点

・国内のみでご使用ください。海外ではご使用になれません。

・電気ゴテに衝撃を与えないようにしてください。ショートや故障の原因となります。

取り扱い説明書

取り扱い説明書のダウンロードはこちらから


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