食品への焼印!柔らかいバームクーヘンに焼印をしてみました!

バームクーヘンに焼印

今回はいつもはホットスタンプで利用するマグネシウム製の版を使って、焼き菓子(バームクーヘン)に焼印を押してみたいと思います。

このマグネシウム版は半田ゴテで利用する際の軸を取り付けることができませんので、
版を取り付ける専用のアタッチメントを利用します。

真鍮製のオリジナル焼印

アタッチメントには半田ゴテで使う8mmの軸が設置してありますので、
この軸を半田ゴテの先に装着して使用します。

そしてこのアタッチメントの平らな部分に、耐熱両面テープ(ボンディングテープ)を使ってマグネ版を設置致します。

ただこの利用方法については、少し問題があります。

それは、使用していると耐熱テープが半田ゴテの温度で硬化し、接着力が無くなり版が外れてしまいます。

ですので、その都度ボンディングテープでマグネ版を取り付けないといけないという難点があります。

なので、あまり沢山焼印をするような場合には向いてないやり方になります。

バームクーヘンの焼印

とはいえ、ある程度は回数も使えますので焼印をしてみたいと思います^^

焼印をする素材は、柔らかいバームクーヘンになります。

今回使用するマグネシウム版は彫りの深さが1.5mm程度になるので、
どれくらいくっきりと焼き目が入るか楽しみです。

では実際に焼印をしてみたいと思います!!


バームクーヘンの焼印

なかなかキレイに焼印が入りましたね!

ただ、やはり彫りが浅いためにエッジの部分がぼやけてしまっています。


バームクーヘンの焼印

これだけを見ればそれほど悪い感じはしませんが、
エッジの鋭い焼印(真鍮製)で焼印をした物と比べるとやっぱり違いがありますね。

←真鍮製の焼印でバームクーヘンへの焼印

マグネ版の方はエッジの部分が鋭角ではなく少し緩やかな斜面になっているため、 少し強めに押しこむとその斜面の部分が焼きついて、輪郭部分をぼやっとさせてしまっています。

マグネ版は革等への箔押しや素押しにはそれほど問題無いのですが、
今回のような柔らかくて厚みのあるものにはあまり向いていないようですね。


バームクーヘンに焼印をしている動画はこちら

今回のマグネ版での焼印の様子を撮影しましたのでご確認下さい。


今回使用した道具・・・

  • マグネシウム製焼印
  • 100W半田ゴテ
  • バームクーヘン(焼き菓子)

今回紹介したマグネシウム製焼印に取り付けるアタッチメントは、使用が難しく一般的ではないため現在販売しておりません。下記ページの電気式焼印セットになります。

詳しくはこちらのページをご確認ください→ 焼印(真鍮製)電気式焼印セット


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