スマホケース(iPhone android)に自社で名入れができる真鍮文字アルファベット

最近お問い合わせがとっても多い、スマホケースへの名入れを特集してみました。
とても種類の多いスマホケースの販売にあたって、ここ一番のオリジナル性を打ち出すには、やはり「名入れ」がとても効果的です。
もちろん、スマホケースの素材や形状にも左右されますが、本革や合皮等の素材であれば、ほぼ問題無く名入れ加工が可能です。
そこで弊社で販売している「真鍮文字アルファベットセット」と「ホットスタンプ(箔押し機)」を使って、スマホケースにキレイに名入れができるか試してみました。
今までのお問い合わせでは、ほぼ刻印(型押し)加工のご依頼が多く、あまり箔押しのご質問は有りませんでしたが、もちろん箔押しも可能ですし、今から紹介する方法と同じ方法...若干の温度設定の違いだけで作業で来ます。
ホットスタンプと真鍮文字アルファベットを使ってスマホケースに名入れ
今回名入れ加工に使用するのが、コチラの手帳型のスマホケースです。


外側が革製で、内側にプラスティックのケースが内蔵されています。
この、プラスティックのケースが名入れ作業時にヒータープレート(ホットスタンプ上部の加熱部分)が当たって邪魔になります。
なので、このケースの厚さ分をテーブル上で上げてやらなければなりません。そこで、今回はスマホケースのサイズより少し小さめで長さの半分くらい、厚みが6mm程度の木片を作り、そこにゴム版約3mmを貼付けて台を作りました。

こんな感じになります。
この台をテーブルセンターに両面テープで貼付けます。貼付けてからゴム版の上にペン等でセンターの印(縦線と横線)を書き込みセンターを出しています。
名入れをする場所としてはケースを開き、手前の下辺りが最良の場所になります。

このままの状態で名入れ加工を行うと、スマホケースの長さでホットスタンプの奥にあたってしまうので、奥行きがある物に刻印を押す時は、取り付ける文字を反対向きにセットします。
今回名入れをする「sample」という文字なら・・・

こんな感じで、文字の方を前後反対にセットします。
先ほどセットしたグリーンマットの真ん中に名入れ場所を合わせてセットして刻印します。

名入れをする温度は、本牛革で約150℃~180℃、合皮で約110℃~150℃程度になります。参考温度ですので、必ずご利用素材の端材で試し押しをして、温度を確認して下さい。
実際に名入れをした分はこんな感じになります。

今回名入れに使用した真鍮文字アルファベットのサイズは5mmです。文字数の多い場合は3mm位がよいかもしれません。
是非、スマホケースを販売しているあなたも、真鍮文字アルファベットを使った名入れサービスを試してみてください。
