半田ゴテ利用のオリジナル活字セット

オリジナル活字をハンドプレス用の半田ゴテで利用する方法をご説明致します。

まず半田ゴテ用の活字スロットに活字をセットしていきます。

半田ゴテ利用のオリジナル活字セット

活字は反転した状態でセットする必要があるので、右から順番にセットしていきます。例えば「SAMPLE」という文字なら「S」を一番右にセットするという形になります。

このとき、活字スロットの右側を少し下に傾けておくと文字をセットしやすくなります。

半田ゴテ利用のオリジナル活字セット

文字のセットが完了しましたらスロットのちょうど真ん中に来るように左右のネジを締めていきます。

ネジを締めていくと活字が少し浮き上がってきてしまいますので、上の写真のように活字のある上部を抑えながら締めて下さい。

半田ゴテ利用のオリジナル活字セット

次に活字をセットしたスロットを半田ゴテに取り付けます。

半田の先に軸を装着し、半田の先の左右にあるネジを締めます。このとき、スロットの底面が半田の先にくっ付いている用にして下さい。

これでセットは完了です。

後はコンセントにプラグを差し込むだけで温度が上がりますので、5分ほど待てば十分焼印が出来る温度まで上がります。

ただ、半田ゴテは温度調節ができませんので、最大で500℃程度まで温度が上がってしまいます。

ですので、革によっては名入れをした際に焼き目が入り過ぎてしまうこともあります。 そんなときは、市販のパワーコントローラーを半田ゴテのプラグとコンセントに間に挟んで温度調節をしてみてください。

半田ゴテ利用のオリジナル活字セット

アマゾンなどで2,000円程度で販売されております。

このような装置上がれば、一番低い状態にセットすれば箔押しもある程度可能となります。

それと、一度熱を加えた活字スロットを使って文字の入れ替えをする場合は、必ず耐熱手袋をしてから文字の交換をするようにして下さい。