ホットスタンプ(箔押し機)のスライド台座を低く調整する方法

ホットスタンプ(箔押し機)については初期状態ではレバーを下げたときの可動幅は2センチ程度となっております。
革や紙への素材押しでの利用であれば特に問題無いのですが、少し厚めのものや製品への箔押しや素押しといった場合は、高さが足りないということがあります。
そんなときに、後部のアームの高さを調整する方法もございますが、この場合はプレートの水平が損なわれてしまうことがあるのと、それほど大幅に高さを広げることが出来ないのがネックでした。
そこで、今回はスライドする台座を低く調整する方法をご紹介します。

まず作業をする前に、ホットスタンプの電源はオフにしておいてください。作業中にプレートに触れてやけどしてしまう恐れがありますので。
スライド台座を引き出しガイド用の金具や台座のネジ(4ヵ所)を取り外します。
ネジを取り外すと下記のような台座がありますので、こちらも取り外して下さい。

取り外しましたら、ネジ穴のところに厚みのあるワッシャーをお好みの高さになるようセットして下さい。あまり低くしてしまうとスライドレールにあたってしまうので、それよりは高くなるようにして下さい。


あとはネジをしっかりと締めて完成です。
後部のアームの高さを調整するよりもコチラの方が簡単ですので、ぜひお試しください。