パンへの焼印、オリジナルセットの作り方。焼き鏝と電気式セット

高級食パンブームでパンへのロゴや文字の焼印が定番となりつつあります。 食品への焼印オーダーの中でも、特にパンが増えています。 かわいいイラストから家紋、お店のロゴなどをいれて特別なギフトとしても使われています。 今回は食パンやベーグルなどパンへの焼印について店長おかどめのオススメをご紹介いたします。

パンへの焼印のやり方は?

パンへのロゴや文字の焼印の付け方は?というお問い合わせをよくいただきます。 結論から申し上げますと、わたし店長おかどめが思うパン屋さんに最適な加工のやり方はズバリ! 直火式の焼き印のやり方。

なぜか? 答えは簡単!作業効率とランニングコスト。 これら2つの観点からみても、圧倒的にパン屋さんへのオススメは直火式です。

作業効率とは焼印の焼き付け加工の際の準備開始から焼き付けまでの時間を考慮した場合に 電気式の焼き印ではコンセントに差し込むだけで準備OKなのですが、焼印の先端まで熱がまわるのに約10分から焼印のサイズによっては15分程度の時間を待たなければいけません。

その点、直火式ではコンロに直接あぶって使うので、最初の加熱でも約2分程度でOK。 次に、ランニングコスト。 これは単純に加熱道具である電気式の半田ゴテの耐久性の弱さの部分。

電気式で使う半田ゴテは、通電していれば安定した温度を保ちつづけるように設定されてある機械となります。 その温度は約550℃なのでかなり高温。 一回の連続使用時間は約1時間程度に抑えてご利用いただく必要があります。 機械なので永遠に使い続けることができません。

ご利用状況(使用頻度)などにより耐用年数にはかなりの違いが出てしまうのも半田ゴテ。 ヒーター線の断線による故障であたたまらなくなってしまうケースがあります。 半田ゴテの買い替えや修理代の費用がランニングコストとしてかかってしまうこと。

これら2点のことからも、パン屋さんによっては時間も大切。 朝早くから仕込んで心を込めて作られたパンへの焼印。 素早く失敗なく焼き付けできる方法をお選びください。 パンの種類によっても、焼き付けしやすいものと、難しいものなどもございます。

オリジナルのロゴ焼印オーダーの際にはパンの種類についてもくわしくお教えいただければデザイン・データチェックの際にきれいにカンタンにしあげやすいようにご提案させていただきます。 デザインとサイズ、焼印のやり方、パンの種類ごとの攻略法がありますのでお気軽にご相談ください!

おすすめのデザインは、細かいデザインよりもシンプルなものの方がきれいな仕上がりになります!

線で表現しているデザインがよりきれいに焼き目が入ります! 焦げ臭さも少ないので味にも影響しにくいです。

パン教室で使う食パンにロゴの焼印を入れることで口コミによる宣伝効果にも! いわゆるインスタ映えが今の流行り。

これはパンではなく、麩菓子です。

とびばこに見立てたパンも数字の焼印がカワイイ! パンへの焼印にやり方は、お店の設備環境などにより、加工方法が決まるケースが多いようです。 最近では、IHのキッチンが増えているので電気式の焼き印しか選べないケースも増えています。

パンの種類などにより焼き目が入りやすい、入りにくいがあるので焼印の導入を検討されている場合には、デザイン、パンの種類、設備環境などの詳細もお教えいただければと思います!


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著者 焼印本舗 店長 岡留

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